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「ゲイ・ポルノ」
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■歴史

1982年、雑誌『薔薇族』編集長であった伊藤文學が、「自らの同性愛を悩みや異常性欲として捉えている人達へ、同性愛が間違った存在では無いという事を知らしめたい」という考えから同性愛者向けの映画制作を企画。この企画にいくつかのピンク映画関係者が賛同した。俳優の松浦康治が監督した同性愛者向けの映画作品三本立て(『白い牡鹿たち』『薔薇と海と太陽と』『薔薇の星座』)が東映セントラルフィルムによって配給され、東京・大阪の成人館で上映されて人気を博した。

このうち、大阪での上映を担当した興行会社・東梅田日活が1983年、ENK名義で『巨根伝説 美しき謎』(中村幻児監督、大杉漣出演)、『薔薇の館 男男(ホモ)達のパッション』(東郷健監督)を発表し、恒常的なゲイ・ポルノの製作を開始する。当初、東梅田日活のみでの上映であったが、とくに『巨根伝説―』は話題となって全国の成人館で順次公開された。翌年にはENKがゲイ・ポルノ専門館である「東梅田ローズ劇場」を開館する。詳しい年数は不明であるが、新世界など大阪の繁華街を中心に専門館が開設された。また、この時期にはゲイ・ポルノの人気を目の当たりにした既存の成人館がゲイ・ポルノに掛け換わる事もあった。

その後、1984年に大蔵映画がENKと提携し、ゲイ・ポルノの製作・配給を開始(第一弾は『黄昏のナルシー』小林悟監督、『アポロ MY LOVE』新倉直人監督…小林悟の別名義)。順次、大蔵系の専門館が大都市圏を中心に整備されていった。また、この上映館において、ゲイ向けのストリップショーが行われるようになった。

様々な理由から本流のピンク映画が衰退時期に至った1990年代前半においても、専門館は映画・ショー鑑賞もさることながら「出会い」を求める観客達で混雑していたといわれる(この時期の専門館の風景は『シネマHOMOパラダイス』山本竜二監督、1993年、ENKという作品にもされている)。


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◆目次

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