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「ソープランド」
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■基本用語

・ソープ嬢
  ソープランドで男性に性的サービスする女性従業員のこと。泡姫とも呼ばれる。公には一般的な女性接客係を意味するコンパニオンと呼ぶ。
・ボーイ
  店内の男性一般従業員を指す。水商売では黒服と呼ばれる。主に来店前後の接客応対や、部屋の片付けの手伝い、注文への応対、送迎車の運転等をする。稀に案内役や電話受付等でコンパニオンではない女性従業員を採用している店も存在する。店によって異なるが、入店年数や経験で昇格して肩書きが変わる。肩書きなし→主任→マネージャー→店長/支配人/部長等。
  新入りのボーイは送迎車の運転や閉店後の掃除や備品補充等のコンパニオンと関わらない仕事から与えられ、徐々に入口の立番や個室のセットの手伝いや注文対応を任されるようになる。
  ボーイは、入店時経済的に困窮しているケースや、住む場所がなく寮目的に転職を希望する者が多く、ほとんどの店ではボーイ用の寮を店の近辺に用意している。また、自らの名義で住居を借りなくてもよいため、借金等で失踪中を理由に入寮を前提にソープランド勤務を希望するボーイもいる。
・フロント
  どの店にも大なり小なり必ずフロントが存在する。ほとんどの店ではフロントには馴染み客を覚えている経験年数がある者しか座らせない。フロント担当は電話応対、予約管理、付け回し、会計、個室からのオーダー電話やチケットとリストの管理、コンパニオンの雑費の精算等をこなす。来店時にフロントに立ち寄らせて入浴料の会計をする店もあれば、いったん待合室に案内されてからボーイが待合室で入浴料の会計をする店とがある。
・リスト
  出勤・接客管理や予約を管理する紙、又は付け回し担当を指す。リストの紙は主に部屋毎の時間割タイプとコンパニオン毎の時間割タイプとあり、両方を採用している店が多い。チケットとリストの時間は同じである。コンパニオンが接客準備が完了し、フロントに来て時間が記される時から入浴時間がスタートすることが多く、個室に入ってからのカウントではないので、混雑時に案内が重なると時間が短くなるケースもあるので注意されたい。個室までの案内途中にトイレに入ると、トイレが終わるまで次の案内が出来なくなるので、案内前にトイレを済ませておくようにボーイが促す店が多い。
・チケット
  チケットとは、お客の名前や会員番号と指名種別、割引有無やコースや上がり時間を書いてあり、コンパニオンが利用する紙を指す。1回の接客で1枚の店と、1日で1枚の店があるが、チケットを使わない店もある。1日1枚で使用しているチケットは1回毎にフロントに戻し、1回1枚のチケットは精算時にフロントに返す。フリーや店内写真指名は黒字で指名は赤字で書かれていることが多い。チケットはバックやポーチ等の中に入れ、客の目に触れないように扱う。
・インターホン(インター、コールとも呼ぶ)
  フロントと個室や控え室を結ぶ直通電話。仕事のお知らせ、接客終了の連絡、個室からのオーダー注文、トイレ等も含め他の客やコンパニオンとバッティングしないように個室の出入り許可をフロントに得る等で利用する。また、個室内でトラブルがあった際もまずインターでフロントに連絡する。受話器を上げるだけで繋がるタイプが多い。入浴時間がオーバーした際はフロントからインターホンを鳴らされるが、5分前に一度鳴らす等のルールがある店もある。
・時計合わせ
  個室とフロントの時刻を一致させるため、ほとんどの店では営業開始時や、コンパニオン入れ替え時にインターホンでフロントに問合せて時計あわせを行う。(繁盛店は案内が重複しやすく時間ロスが発生しやすいため)コンパニオンによっては次の予約客の案内時間が押さないように、自主的に数分進めたりする場合もある。フロントの時計が必ずしも時報の時刻と一致しているとは限らないので、個室の時計もこれに準じることになる。
・部屋持ち
  指名の多いコンパニオンに専用の固定の部屋を充てること。高級店の場合、月収も数百万円を超える場合もあり、当然指名も取りにくい。大衆・格安店でも部屋持ちのソープ嬢を置く場合もある。コンパニオンの意向での部屋内の備品常設や飾り付けが許される。
・上がる
  女性がソープ業界から離れること。一度やめても戻ってくる(「下がる」)女性が多いといわれる。その日の仕事が終わることも上がると言うことがあるが、これはソープランド業界に限った言い方ではない。
  また、客が入浴が終わることを「上がり」と呼ぶので、入浴後に男性従業員が最初にかける言葉は「お上がりなさいませ」となる。
・飛ぶ
  コンパニオンや男性従業員が辞めることを店に連絡せずに、店を辞めること。
・お茶をひく
  女性が客がなかなかつかずに時間を持て余している状態。江戸時代の吉原では、客のいない暇な時間に実際にお茶を挽いていたとされる凡平著『志ん生で味わう江戸情緒(2)江戸の花街「遊廓」がわかる』(技術評論社、2005年)ISBN 9784774124377。
  現代では客が付かずに勤務時間が終わることを指す。
・ラスト
  主に店全体での最終受付時間を指す。店毎の入浴時間によってラスト案内の時間が異なる。地域によって24時の閉店と客出しを徹底している地域と、地域によって24時過ぎまで受付をしている店があり、24時以降の表記を曖昧にするためにラストと表記する店もある。
・日の出
  風営法で、深夜の営業を制限されているため、日の出から営業する店も多い。毎日違う日の出の時間を厳密に守る店もあれば、通年午前5時や午前6時を暫定の日の出として開店する店もある。夏期は日の出が午前4時過ぎで、冬期の日の出は午前7時過ぎになる関係も有り、それにかかる曖昧な時間として表記上だけは日の出と表記している店も多い。
・入会金
  入会金には2つの形態が有り、一つは会員権のように、優先予約権や割引価格で利用出来る権利がある任意会員の入会金で、入会しなくても入店は可能。もう一つは初回来店者に必ず課している入会金とがある。金津園では前者のシステムを採用しているタイプの店が多い。
・会員制
  スナックの扉に貼ってある会員制と同じ意味で、店のイメージを良くしたいという願望から表記されていることが多く、多くは広告を出したり一見客歓迎している店なので意味がない場合がほとんどであるが、熊本にある老舗店等、会員の紹介がないと入浴出来ない一見客お断りの店も極僅かに存在する。
  通常、入会金がない会員制の店では、一度でも入っていれば会員扱いとなり、非会員客と区別する何らかの待遇サービスや、同じ会員制度でも来店頻度がより多い常連客を対象にVIP会員制度を設け、特別な割引やより多くの情報提供サービスを行っている店も存在する。
  インターネット上のみの会員制度を設けていて、店に来たことがない客にもメールアドレス等の登録だけで会員用ページの閲覧サービスを提供している店も存在する。実来店の会員とネット会員2つの制度がある店では、同じ会員でも別の扱いで、予約可能時間等待遇に差がある場合が多い。
・入浴料
  入店時にフロント等で男性従業員に支払う、風呂に入るための料金。必ず別途サービス料が請求される。
・サービス料
  入浴料とは別に個室でコンパニオンに直接支払う料金。しかし、コンパニオンから店へ雑費やフリー紹介料等何らかの形で店側に支払うシステムになっており、サービス料が全額コンパニオンの収入になる訳ではない。入浴料の支払い時に一緒にサービス料を支払う店も存在する。
・総額
  ソープランドでの客が払う総額の料金、入浴料とサービス料と指名料がその内訳。入浴料や指名料が無料や割引になっている場合や、時間帯ごとに変わる店もある。入浴料に別途消費税が発生する店もあるので、事前に電話等での問い合わせをすることが望ましい。
・入浴料無料
  来店客を増やすために店が行うシステムの一つ。入浴料は無料でもコンパニオンへのサービス料は必ず発生する。早朝や早い時間帯に行っているケースもあるが、終日入浴料無料をうたっている店も存在する。入浴料に相当する金額をコンパニオンへのサービス料からの負担で賄われるので、サービス料が全額コンパニオンの報酬となる訳ではない。
・割引
  割引を設定している店では、割引分を店が負担している場合と、コンパニオンが負担している場合とがある。
・本指名
  一度接客されたコンパニオンを再度指名すること。「裏を返す」や「リピート指名」とも言われる。同じ指名でも割引での入浴や写真やパネルでの再指名は本指名とならないシステムの店が大半である。ほぼ全ての店舗はコンパニオンへ本指名でのリピート来店顧客を増やすよう指導しており、本指名が多いコンパニオンは店からも優遇される傾向にあるが、本指名が少ないコンパニオンは退店を余儀なくされる場合もあるので、コンパニオンは本指名を増やすために接客に励んでいるのが現実である。本指名の場合は、コンパニオンへ報酬を出している店もある。店内略語は本指(ほんし)。
  店のシステムによっては、コンパニオンへの指名を本指名とする条件に電話予約や以前入浴した際のコンパニオンの名刺の提示を求めるシステムの店も存在する。
・フリー
  本来、接客するコンパニオンを店にお任せする意味であったが、競争の激化で来店後の写真やパネルでの指名もフリーとなる店が大半になった。店が客を紹介しているという建前で、コンパニオンへのサービス料から店に報酬を支払うシステムを採用している店も大半であり、総額が高くなる程本指名とフリーでコンパニオンの報酬の価格差が広がる傾向である。
  フリーでも来店時刻での予約は可能である。初来店の客は一切指名が出来ないシステムの店も存在する。
・写真フリー・店内パネル指名
  店舗に来店してから店が準備してある写真等でコンパニオンを指名すること。サービス競争の激化から、フリーでも写真で選べるようになった経緯上、他の風俗とは違い、客側からは店内で写真指名しても、指名とは言えずにフリー扱いとなる店がほとんどである。本指名やネット指名とは異なるのでコンパニオンの指名ポイントにもならず、バックも上がらないシステムが一般的である。一度接客したコンパニオンに写真フリーやパネル指名で入浴する場合は、入浴するまでの間に店に一度接客経験がある旨を伝えないとほとんどの店舗がフリー同様となり、コンパニオンの指名ポイントとならず、本指名と比較して報酬も減るシステムの場合が多いので注意されたい。
  また、時間帯や混雑状況によっては写真が1枚しか紹介されず、実質選択不可の状況もあるので、要望がある場合は事前に問い合わせの上で指名するのが望ましい。
・インターネット指名・雑誌指名・P指名
  インターネットや雑誌でのコンパニオン紹介を見て予約で指名すること。ほとんどのケースが初対面であるため、写真フリー同様にコンパニオンの指名ポイントとならず、本指名より報酬も減るシステムの場合もある。
・アルバム
  入浴後の客を対象に、他の在籍女性を紹介するアルバムを用意している店も存在する。雑誌やインターネット上では顔写真を出していないコンパニオンもアルバムでは顔を確認出来る写真を掲載していることがほとんどである。フリーやパネルの顔写真見せと違う点は、出勤していないコンパニオンも確認出来るメリットがある点である。インターネットや雑誌等にコンパニオン情報を出していない店では、店内のアルバム以外から在籍コンパニオンの情報を得ることが出来ない仕組みの秘密主義の店も存在し、このような形式は老舗の有名店が多い。
・指名ランキング
  通常は本指名の数の多い順のランキングであるが、ロングコースでもショートコースでも同じ数(客数のみ)で計算したり、逆にポイント制を設けて120分コースでは3P、60分コースでは1P等、時間換算以上のポイント制を与えたりする計算の店や、本指名とネット指名数の総合でランキングを決めている店や、指名数ではなくネットのアクセスランキングを基に作成していたり、店によっては本指名率でのランキングの場合もあったり等、店によって色々なカウント方法と順位付けシステムがある。
  本指名数ランキング上位のコンパニオンでも、一部の顧客による貸し切り状態も考えられるため、純粋にリピート本指名顧客数の多いコンパニオンであるかはランキング上では分からない。
・指名ノルマ
  コンパニオン同士を競争させるために、指名ノルマを課す店も多い。目標をクリアするとボーナスがあったり手取りが上がる店や、逆にノルマ以下だと手取りが下げられる店と同じノルマと言えども色々違う。
  指名ノルマは指名ランキング同様に、店によって異なる色々なカウント方式であり、本指名だけのノルマの場合と、ネット指名も含めたノルマである場合がある。
・切り返し
  コンパニオンと対面してから行う延長のこと。店によっては延長用の時間設定と料金が別途ある場合もある。フリーでも切り返しでダブル以上にした場合、2枠目以降はコンパニオンへの本指名となる。
・手取り(バック)
  雑費を引く前の段階のコンパニオンの取り分に当たる金額。客が払うサービス料と一致しないことが多い。時間帯で手取りが違う店も存在する。客が払う総額が同額でも関東圏と関西圏では、関東圏の方がバック率が高い店が多いとされている。指名とフリーで手取りに差がついている店は多く、フリー扱いの手取りは当然低く設定されている。ノルマをクリアして指名バックが付いてやっとサービス料と同程度と考える方が望ましい。指名ノルマを課して手取り金額が上下する店は、同じ時間の接客でもバックに6段階(本指名・ネット指名・フリー又は本指名・フリー・案内所フリーで各ノルマ達成度で上下)も差があるケースも存在する。本指名特別バックが高い店は写真フリーや案内所フリー客の手取りがサービス料より下がる店が多い。また、スカウトの紹介で入店した場合も、関東圏ではスカウトへの報酬分はコンパニオンの自己負担になるケースが多くあり、紹介所マージンや割引分がコンパニオン自己負担の店で、フリーの手取りからスカウト報酬や雑費等を払うと、最終的に総額の3割程度の収入になる酷いケースもある。スカウトにソープランドの紹介をしてもらう場合は十分注意が必要である。
・雑費
  コンパニオンが使う店内の消耗品等の代金を店に払うこと。雑費が存在しない店は稀である。フリー扱いの客が多く付くと雑費が増える店もある。
  付いた客数で雑費が決まる場合と、1回出勤分で雑費が決まる場合があり、1客分100円〜1日最大30000円以上まで様々ある。
  別の見方をすると、名目上コンパニオンが消耗品やタオル代を負担することになっていても、ほとんどの店では入浴料だけで消耗品の経費として十分賄える額でありながら、コンパニオンから徴収する雑費等(店で呼び方が違うため)負担額の設定が、実際に消費した消耗品より高額であり、雑費は多くの店の(客が払う入浴料以外での)収入源となっている。
・税金
  店がコンパニオンから徴収する雑費の一種のような位置付け。サラリーマンや自営業者の所得税や源泉徴収とは全く別物である。地域によっては組合や自治体に納める費用であったり、客の入浴料分の消費税をコンパニオンに負担させる店もあるが、そのような取り決めのない地域の店の場合は単なる店の収入源となっている場合も多くある。店によってはコンパニオンの手取りから雑費を引いた手取りから店で税金という名目で10%分をさらに徴収する店も存在し、コンパニオンがこれで所得税を納めていると勘違いしているケースも多く存在する。
・ボーナス
  ソープランドの男子従業員(ボーイ)は、盆暮れのボーナスや賞与の制度がなかったことから、コンパニオンがボーイ達を労う目的でコンパニオン達から自主的にボーナスを与えていた習わしが、時代とともに自主的〜強制となり、金額も店が主導で定められるように変化していった。コンパニオンの出勤日数や稼ぎの金額は関係なく一律であることが多い。
  店主導の強制徴収となってしまった近年では雑費同様に店の収入源となるだけで、全額がボーイの手に渡ることは稀である。店によっては罰金や雑費や税金同様に売り上げに計上せず、裏金の資金源や脱税の温床となっている。
  徴収方法は年2回程に分かれている場合と、コンパニオンの出入りが頻繁な店は毎月徴収となっている場合がある。毎月徴収の場合は5000円〜3万円程度。年2回徴収の店で1回10万等高額な強制徴収をしている場合もある。高級店程ボーナスが高くなる傾向がある。ボーナスがない店は他の税金や雑費の項目で負担を高く設定している店が多い。
  ボーナスという呼称を使わず、共済費・お茶代と称して徴収するお店も存在する。
  まともな会社組織で運営している一部の店で、入浴料等の店の売り上げからボーイにボーナスを支給しているケースも僅かながら存在する。
・大入り
  店の売り上げが一定目標以上に達した場合、店の経営者から従業員に大入りが出る店もある。
・確認電話
  予約時に、指名かどうかに関わらず来店意思を確認するために店が指定した時間までに客に意思連絡をさせるシステムのこと。システムによっては数回必要になる場合もある。確認電話を決められた時間までにしなかった場合キャンセル扱いとされ、他に入浴を希望している客が優先される。
  また、コンパニオンが出勤前日に出勤意志を店に連絡する電話も確認電話(出勤確認電話)と呼ばれ、出勤確認電話は客の前日確認電話より前にする決まりになっている店が多く、客が予約確認電話を入れた時点で出勤確認電話のなかったコンパニオンの予約は、出勤の意志がない説明の上で破棄されるシステムになっている。
・送迎車
  駅から離れた場所にある店舗は、駅からの往復を無料サービスする送迎車を持っている場合がある。送迎車として高級外車や高級車を使う店が多く、店外でのサービス競争のひとつとなっている。送迎車待ち合わせ場所は、店への最短出口や最寄り駅でない場合もある。送迎車を使う際は予約時に店に希望する必要がある。
・姫予約
  店がコンパニオンの予約を開始する前に、コンパニオン自身が予め客の予約を取り次いで店に予約を入れること。コンパニオン自身が客を選ぶことが出来る唯一の方法である。店によってはコンパニオンとの連絡先交換を禁止しているため、そのような店では一般的に姫予約が出来ない。
・出禁(できん)
  出入り禁止のこと。客がソープ嬢や店に迷惑をかけた場合には、入店禁止措置(店舗からの半永久的なパージ)が取られる場合がある。例えば結婚を迫ったりストーカー行為をした場合などである。店の禁止事項を守れない客、店の客として相応しくない客、コンパニオンが接客するのが苦痛だとクレームが出た客は出入り禁止となる。店単位での出入り禁止と、コンパニオン単位の出入り禁止が存在する。
・アンケート
  コンパニオンの接客内容に関して、男性従業員が客に満足度等をリサーチすること。アンケートの内容次第でコンパニオンが指導されるケースもある。アンケートはコンパニオンが希望すると閲覧が可能であるのが一般的である。恒常的な定期的なアンケートのほかに、その店での初出勤の場合や入店後日の浅いケースでは、店によるフォローの一環として男性従業員が客に聞き取り調査することもある。
・振替
  事前にコンパニオン指名予約をしているにも関わらず、客を来店させてから店の勝手な都合で他のコンパニオンでの入浴を強引に勧められること。元々出勤していないコンパニオンで来店予約を受ける場合のケースと、出勤中のコンパニオンの予約をダブルブッキングで受けてのケースと、店側の優遇しているコンパニオンに振替されるケースがある。
  稀に来店後にコンパニオンの体調等の原因で急な欠勤や早退等で、店の意向でフリー扱いとし、他のコンパニオンを紹介されるケースもあるが、客からのキャンセルは悪質店ではない限り可能であるので振替とは言い難い。
・外出
  裏メニュー扱いで、本指名のトリプル(3枠分又は5時間以上が多い)以上でコンパニオンと外出を許可している店もある。基本的にコンパニオンが外出用の服装を準備する必要があるために事前予約が必要であり、決められた時間までに店に戻らなくてはいけない。コンパニオンが拒否した場合は外出が出来ない。外出しても店に戻ってきて店内で残り時間を過ごすことも可能である。店によっては外出前に行動範囲を制限したり、身分証明を求めるのが一般的である。
・保健所
  公衆浴場として定期的に保健所が査察に入る。自治体の条例や各保健所の指導方針でも異なるが、保健所の検査項目は、水質、個室内照明の照度、個室内の施設や衛生状態、遮蔽等の違反の有無等がある。従業員の性病等の検査に関しては保健所が指導しているとの誤解が生じているが、実際保健所の観点では個室内の性的サービスは行っていないという建前であるので、条例等で定められている地域を除き、店を通しての性病管理は行っていない。あくまでも浴場としての営業をする上での管理を中心に行っている。
  基本的に避妊具等性的サービスを連想させる物は個室内にないことになっているので、査察で見つかった際には店には厳重注意や始末書、営業停止等の処分が下るのが一般的である。エアーマットが保健所的に御法度な地域の場合も、査察の際にはエアーマットがないことになっている状態にする。吉原地域の場合、抜き打ち検査と一斉検査が有りブロック単位で行われ、営業時間中に来ることが多いが、同じ都内でも新宿等は営業時間外に査察が来るケースも存在する。また、西川口地域では、従業員に胸部X線レントゲン検査を義務とさせており、年1回保健所にて検査を実施している。金津園では店舗休業日に保健所が査察に来ることが多い。営業時間中に査察が入る地域で接客中に査察が来た場合は、客もコンパニオンも個室内で衣類を着用する等をして性器や裸の露出は行わないようにし、マッサージを行っていたり会話を行っている風にやり過ごすのが一般的である。
・性病検査
  コンパニオンが性病検査を病院に受けにいくこと。検査費用は各種健康保険が効かないので全額自費となる。風俗街に立地する婦人科では、1回で複数項目の検査をする場合、結婚前の女性のブライダルチェックを実施していたり、妊婦等が検診に来る婦人科よりも検査費用が比較的安価である場合が多い。
  店に一定間隔で定められた検査の結果の提出を義務付けている店もあれば、(WEB上に検査実施と表記がある場合でも)何の検査の項目が必須かも定めていない店も多く、検査報告も不要で全く自主性に任せている店もある。検査提出義務がある店でも、性病検査の結果が出るまでに日数を要することから、最初の検査結果提出は接客経験後になることが多く、入店前に5項目以上の検査を実施する位衛生面に気を遣った店は数少ない。
  検査項目はHIV(血液)・梅毒(血液)・淋菌(分泌物)・クラミジア(分泌物)・雑菌の5種類が一般的な最低検査項目である。
  管理が行き届いている店の検査では、HIV(血液)・梅毒(血液)・淋菌(分泌物)・クラミジア(分泌物)・雑菌・淋菌(咽頭)・クラミジア(咽頭)の7種類の検査項目を最低月1回実施し、さらに細かい検査を実施している店では、淋菌(分泌物)・クラミジア(分泌物)・雑菌の3種類の検査を月2回以上義務付けている。異常が見つかって完治後に診断書を求める店は検査項目や期間が管理されている店が多い。しかし、検査が行き届いている店で、検査結果に異常があっても予約客を優先する店側の都合ですぐに早退出来ず、診察・治療前に接客をさせられる店も多く存在する。
  検査費用は風俗街に立地する婦人科では、血液検査を伴う5種類で約15000円前後、血液検査を伴う7種類で20000円前後、血液検査を伴わない3種類で6000〜8000円程度かかり、検査結果の診断書は込料金であったり別料金である所もあり、様々である。診断書が有償な場合は2000〜3000円であるのが一般的である。
  風俗街に立地する婦人科では院内に臨床検査技師を常駐させて即日に結果が分かる病院も僅かながら存在するが、多くの病院は外注で専門検査機関に依頼する形を取っており、結果が分かる迄に最低3〜4日を要し、長い所で5日〜10日要する病院も存在する。
  検査の方法は、病院で医師が内診で行う場合と、検査機関が医師と看護師を伴って出張する場合と、病院でも出張でも淋病とクラミジアの分泌物のみ自己採取する場合と、郵送検査キット(自己採取)を使用する場合がある。自己採取を伴う検査方法は検査費用が安価に設定されている場合も多いが採取ミス等も多く、採取方法に熟練する迄正確に分泌物を採取出来ない場合があるので、十分に注意が必要である。
・薬物検査
  コンパニオンが麻薬や禁止薬物を店でも使用していたことが捜査で明るみになった店では、店にも強制捜査が入り、営業停止等の処分を科せられ、営業不可能となると経営に大きな痛手を与えることになるため、店が強制で薬物検査を実施する店もある。
・衛生管理
  ソープランドの求人等の項目でよく使われているが、何の衛生なのか明記されることもなく、諸事情から性的サービスを連想させる単語を明記出来ない理由もあり、『衛生管理万全で安心』と書いてあっても、性病検査結果提出義務のない店や、コンドームを使わない接客サービスが売りの店も多く存在し、ほぼ意味のない言葉となっている。
・案内所・紹介所
  風俗街の片隅で紹介業を営む店が存在し、ポン引きとは違って路上での営業はせず、店舗形式で営業している。地域によって呼称や営業形態が様々であり、いかにもという案内所から、喫茶店を装ったものまで地域によって様々である。店が決まっていない客に店を紹介し、入浴が決まったらお店の送迎等で目的のお店に案内されるのが一般的である。案内所のメリットは、風俗街に不慣れでも予算と目的にあった店を紹介してもらい、数店から写真等で選ぶことも可能である。この時の写真はインターネット等の写真と異なり、写真フリーの写真同様に目線等が入っていない写真であることが多い。基本的に紹介した店からバックマージンを得て成り立っているので、客が紹介料を負担することはない。
  近年、ソープランドの店名やシステムの変更が著しい地域も多く、何度もその風俗街で遊んだ経験があっても、案内所を通して店やコンパニオンを探す案内所自体へのリピーターも増えている。案内所経由の客をコンパニオンが接客する場合、店によっては割引分やバックマージン分をコンパニオンに転嫁して強制負担をさせている場合もある。
・ポン引き
  路上での客引きの担当を指す言葉だが、ソープランドの場合は多くの地域で店の前の路上での客引きは勿論、店の入り口に立つことも自治体条例で規制されていることが多く、ソープランド関係でのポン引きとは、路上で違法営業の風俗店へ客引きしている人を指すのが一般的である。違法営業故、深夜も営業していることが多い。男性とは限らず、女性も存在する。2004年7月には吉原で割烹着を着た老婆が路上で客引きをし、売春防止法の斡旋容疑で逮捕されたケースも存在する。
  ポン引きに狙われるターゲットは、風俗街に不慣れでまだ行き先の店が決まっていないような客や、店が閉店する24時間際にまだ開いている店を探している素振りをしているような客であるが、店のボーイと同じような黒服のポン引きが声をかけて、言葉巧みにどの店の予約か聞きだし、予約した店やその姉妹店のボーイになりすまして違法営業店に連れ込む手口や、客の背後で送迎の電話を盗み聞きしてあたかも迎えであるように偽装して声をかけるポン引きも存在する。
  ポン引きに連れられていくと、近所のマンションやホテル・旅館等へ案内され、女性が接客するが、女性は日本人ではなかったり、ポン引きの話と違う容姿や年齢の女性をあてがわれることもある上、時間や料金に関するトラブルも多い。
  ポン引きに騙されないようにするためには、お店の送迎車の車種や色やナンバーを電話で聞いておくことや、店舗で営業している案内所を利用したり、路上や交差点でしつこく声をかけられたら、近くの店に逃げ込むか、目当てのお店にその場で電話する等したほうが望ましい。


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◆目次

ソープランドとは
歴史
 性風俗の過激化
 改名問題
法律上の位置づけ
 売春防止法
現況
立地
 ソープランド街
一般的な個室内の様子
一般的なシステム
 その他
ランク別のサービスと料金
ソープ嬢
男性従業員
ソープランドをテーマにした作品
ソープランドに纏わる事件
ソープランドに関係する用語
 基本用語
 営業スタイル
 用具
 サービス
関連項目

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◆関連ワード


ラブ・ランド
もっと桃っ娘
実話誌
暗室_(映画)
牧本千幸

乳房
エッチ
早瀬ゆかり
真金町

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