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「ロリータ・コンプレックス」
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■ロリコン漫画の発展

象徴的な例として、当時すでに行き詰まったエロ劇画誌からいくつかの商業誌が「ロリコン漫画誌」に転向していたが、『レモンピープル』とともにそのようなロリコン誌として知られた『漫画ブリッコ』が1983年、それまで毎号のせてきた少女ヌードの写真グラビアを読者からの不評によって廃止し、さらにリアルな写実劇画からも決別して記号絵的な漫画をメインとする創作誌となっている。こうして本格的にジャンルとして成立したロリコン漫画の特徴としては、抽象的なデフォルメされた表現、非リアルな状況をつくる想像力の産物であることなどが注目される。

この頃のロリコン漫画には人ならざる異生物に犯される幼少女といったテーマが多かった。そしてアニメのキャラクター少女を自由に物語化して表現することも同人誌活動の間で普及する。こうした現象は評論家の注目をひき、1983年、中森明夫は後に有名になる『おたくの研究』(『漫画ブリッコ』掲載)において、おたくを本質的にロリコンと評し、そのなかでも生身のアイドル少女に執着するものと、アニメの創作キャラクターなどに執着するグループに分けている。

この後者に当たる漫画・アニメ、また80年代後半からはゲームにおいて発展していった創作的・想像的なロリコン表現とその受け手たちの世界は、間もなく大きな独自領域を開き、日本にユニークなオタク系ロリコン文化を成立させることになった。


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◆目次

ロリータ・コンプレックスとは
概説
言葉の由来
オタク文化としてのロリコン
 ロリコンの普及と分化
 ロリコン漫画の発展
 日本での法規制
 性犯罪とロリコン
少女への性愛としてのロリコン
 文化における禁忌としてのロリコン
 ロリコンの原因
 日本文化と少女愛
関連書籍
関連項目
 感情複合
 性愛
 文化
 その他
脚注

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◆関連ワード


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