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「成人向け漫画」
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■規制と現状

ゾーニングマークによる自主規制があるとはいえ、何を描いてもいい訳ではない。多くの自治体では、条例で18歳未満への販売及び内容が規制される。内容(主に社会情勢と連動する)等に問題があると、東京都の場合、東京都青少年健全育成審議会から不健全指定図書(他道府県における有害図書)に指定される。同一タイトルの雑誌(増刊含む)が連続3回、または年間通算5回指定されると「雑誌を自主廃刊する」もしくは「一般書店での販売をやめ、直販もしくは成人向け雑誌専門店での販売に特化する」といった出版業界内自主規制機関による申し合わせがある。東京都の規定は、警察基準同様に尊重される。他の道府県条例では、基本的に東京都基準に準ずることが多いので独自の影響力は持たないが、指定が続くとその県に配本されない「局地廃刊」が行われることもある。

東京に出版業界が集中していることもあり、条例でありながらも絶大な影響力を持つ。過度の規制に繋がるおそれがあり、表現の自由との兼ね合いから批判の的になっている。「自主規制という名の行政による発禁処分である」という意見もある。

近年の規制対策から、コンビニ誌もシーリング等立読み防止策を施すようになった。そして、日本雑誌協会と出版倫理懇話会等は、2005年10月20日に書店等で販売する成人雑誌の内容を18歳未満の目に触れないよう封印するシールを強化して、のぞき見できないようにする自主規制強化策を実施すると発表した。懇話会の取決め通り、11月中旬発売の雑誌から強化策が順次実施されている。しかし、この規制が逆に18歳未満の購入を促進しているという指摘もある。

過度の影響力を考慮してか、現在のところ、警察による販売規制につながる警告はほとんど行われていない。過去には、18禁漫画(書籍)の発行元がわいせつ図画販売容疑で逮捕される事件(松文館裁判等)が発生している。この警告は、新たな出版物規制に繋がりかねず、業界全体に与える影響は多大であるということで話題となった。また、逮捕までに至らなくても、官公庁から作家個人に警告をする例も少なくない(まれであるが、作家個人の逮捕に至る例もある。ただしこれは、同人誌という形態で大量に委託販売を行っていたことと、その同人誌に成人指定のマークが明記されていなかったこと、自主規制処理が薄かったことなどが原因であるという。。

とはいえ、警告の基準は、ネコの目のように変わる不安定なものであるため、具体的男女性器描写の修正を薄めて再版されることも珍しくない。


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◆目次

成人向け漫画とは
概要
出版側の自主規制
歴史
 男性向けエロ漫画
  背景
  現在
 女性向けエロ漫画
 アダルトゲームとの関連
規制と現状
関連項目
参考文献

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◆関連ワード


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