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「発展場」
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■語源

異性愛者の男性で酒や男女の交友関係、交遊が広く盛んな人を指して「発展家(はってんか)」と呼ぶが、「発展場」に使用される「発展(はってん)」の意味合いと共通点がある。ただし「ハッテン場」という語が同性愛者たちに浸透していく年代とこの「発展家」という語が広く使用されていった年代が重なるため、どちらが先であるかは不明である。またなぜ「発展」が当てられたのかについても定かでない。

また「面識のない不特定多数の者と性欲のみの繋がりで性行為をするまでに関係が "発展" する」が語源といわれるが、これは「発展」の部分が「進展」でも「成立」でも差し支え無く、内容も「発展」という語を用いて一面的な状況説明をしただけとも取れ、由来としての説得力も希薄である。

ほかにも諸説あるが、中でも、「今後とも貴社のより一層のご発展をお祈り申し上げます。」という、言い回しの挨拶があるが、戦後の復興が一段落した1960年代には主に起業家や社長業等の人々の酒の席などでは、旧華族由来の「ご機嫌よう」に代えて「ご発展を」と別れ際に挨拶することも増えたらしい。そのような立場の男性同性愛者が、男性同性愛者同士の集いと情報交換の場であった、当時の会員制スナッック・バーにおいても同じく、仲間を見送りするさいに「ご発展を」と挨拶していたのだという。

東京オリンピックが開催された1964年、昭和39年以降の高度成長期に文化、経済が目に見えて発展していったが、そうした時代の雰囲気をよく反映した言葉でもあり、東京の一部の男性同性愛者たちは同じように挨拶するようになったらしい。そのうちに「発展=ハッテン」は、その言葉を受け止める個人個人が、夢の実現や「願望の実現」との意を込めた洒落言葉だと受け止めるようになったという。男女の交友関係、交遊が広く盛んな人を指す「発展家(はってんか)」も、自らの願望を叶えることに積極的な人であるのは間違いないため、「発展」の語を「願望の実現」と同義に用いるならば両者に共通したものとなる。

出会いの場も方法もまだ少なかった当時は、「良い出会い」「末永いお付き合い」「好みの相手とのお楽しみ」など様々な願望の実現に繋がる場所、すなわち「発展」を期待できる様々な場所を誰言うとも無く「発展場」と呼称するようになったという。

1971年、創刊されたゲイ雑誌「薔薇族」や、相次いで創刊された「アドン」「さぶ」により、雑誌記事を通じて「発展(ハッテン)場」の通称は全国の同性愛者に広まり、現在に至っているとされる。


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◆目次

発展場とは
語源
補足
ハッテンが行われやすい場所
ハッテン行為をめぐる問題点
 違法性
 性行為感染症
 その他の問題点
 ゲイバッシング
関連項目

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◆関連ワード


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