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「華麗なる肉のキャンバス」
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■唐沢(からさわ)

 新宿在住の売れっ子インテリア・デザイナーで、次郎にバイト仕事を世話する年上の男性。あご髭を見事に手入れした伊達男で、ボディペインティングを公開ショーとして披露する芸域も持つ。次郎は人間的にも芸術家としても、彼にはとてもかなわないと劣等感を抱いている。ダンディで金持ちだがなぜか周囲に女性の影が見えず、一部では次郎相手の同性愛趣味まで囁かれるが、実際にはかなり女の扱いに長けている。ジュリーも初対面の時からそのキザぶりに反発しつつ、一方で次郎から前もって聞いていたイメージ以上にステキなおじさまと思ってのぼせてしまう。しかし彼女が本当の意味で唐沢に魅入られたのは、ボディペインティングショーの最中、彼が悶え始めた彼女を冷酷に扱い、モタモタすると縛り上げるぞとささやいた、そんな非情で魔性的な一面をのぞかせた時だった唐沢がそう言ってゾッとするような視線で射すくめてきた際に、ジュリーはおびえて顔をそむけた。だが本当に彼女が恐怖したのは、そんな相手に魅入られかかっている自分の中のある現実を意識した瞬間だった。 。のちにジュリーは唐沢のことを、次郎などとはまるで違う、女の子の胸の内まで読んで扱えるオトナだとも賞賛。彼の成熟した男性としての器量は、ジュリーとのデート中でも発揮されている事実が、電話での彼女の言葉からわかる。


 そんな唐沢の本性は、丸裸の美しい女性を死ぬほどはずかしい格好にきびしく緊縛して羞恥させ、時間をかけて性感帯を筆責めするのが好きなサディストでもあった。相手の女性が完全にへとへとになるまで責めるのが流儀ジュリーも最初の同衾後に帰宅した際には若い健康な体を完全にクタクタにされていた。その時のジュリーの疲労ぶりは、待ちわびていた次郎の焦燥なんかまるで気にとめず、グロッキーなの、少し眠るわと、そのまま寝室に向かおうとしたほどだった。
また2度目のデートでもジュリーは長時間かけて攻略され、プレイ終了直後はグッタリと失神したようになった。そしていましめから解放されてもプレイ中と同じ恰好を保ちつつ、自分の汗で濡れそぼる椅子の中で、丸裸のまま身動きできないほどだった。 だが、官能を煽る目的での鞭打ちなどを別に、過剰に暴力的な、あるいはマニアックな責め行為(浣腸や蝋燭責め、逆さ吊りなど)は作中で行っていない。なお彼のこんな性癖の背景には、美しいものが自分の手のとどかないところでのうのうとしているのがたまらなく悔しいという、ある種の芸術家らしい繊細さと複雑さがあり、それは当人も自覚している。時にそんな鮮烈な心情は険のある面持ちや口調として外に現れ、脇のジュリーを戦慄させ、同時に彼女の全身をおののかせた。


 唐沢は、弟分の次郎のことは何かと面倒をみつつも、まだまだジャリだと見下している。そしてその次郎からぶんどったジュリー当人には、ぼくは、この魅力的な肌に一目で惚れたよなどと誉めそやしている唐沢は、「メ」のステージでジュリーがセミヌードを披露した時から、よく日に焼けた、南米人と日本人の混血らしい小麦色の肌に魅了されている。そして唐沢は、こんなジュリーの健康でつやのある薄茶色の肌なら、股間の陰毛なんか無い方がより魅力的になると当初から確信。羞恥するジュリーの心情などおかまいなしに、全部剃りあげて全身に絵の具を塗りたくるプレイを早期から考えて、数日後には実行に移した。 。とはいえ実は彼女のことを一人前の大人のオンナだなどとは見ておらず、実際にはまだまだ小便くさい小娘に過ぎないとも思っている脚注14を参照。
なお唐沢はジュリーには当初「メ」の客席で、あなたもなかなかはチャーミングだ、などと紳士的に呼びかけていたが、モノにしてからは、単にジュリーと名前を呼び捨て、もしくはお前、とだけ呼んでいる。 。それでも唐沢は、ジュリーの若い肉体にひそむある種の資質を認め、大人の遊びでの年の離れたパートナーとして付き合い始める向こうから押し掛けてきたジュリーを寝取った唐沢だが、自分と彼女が結んだ肉体関係が、若い恋人たち(ジュリーと次郎)の間で火種になる可能性は最低限、考慮していた。それゆえ彼はジュリーが電話を掛けてきた際、次郎とひともんちゃくあったんじゃないかと心配していた、と彼女に言っている(そして、それに対するジュリーの返答が、自分が縛られて折檻された事実、さらに次郎と再びセックスしたという事実の報告だった)。。そして2度目のデートでは二人が互いに好むプレイを満喫する上で効果的な特別の手入れまで相手に行い、余すところなくジュリーの裸体を責めまくった同日のアトリエでのプレイの締め括りは通常のセックスではなく、椅子に縛られたままのジュリーが、ねェ、じらさないで……と、もどかしげに求めてきたキスに応じるものだった。唐沢は噛み付くように唇を重ね、歯と歯をガチガチ鳴らせて触れ合わせ、差し込んできたジュリーの舌が固くなるまで吸う、濃厚なディープキスを行った。この結果、かつて体験したことない官能に、う、うっ……と、呻きながら痺れるジュリーの全身の痙攣が、鷲掴みにした両乳房を通じて唐沢の腕の中に伝わってきた。
なお唐沢はことが済んだあとあご鬚を撫でつつ、(お前が)もっと大人だったら、これにモノを言わせるんだがなあ、などと意味ありげなことをジュリーに向けてつぶやいた。。
しかし唐沢は、今後もベタベタする恋愛関係は好まないとジュリーに釘をさし、一方で彼女への執着が薄いようなそぶりを演じて小娘の意地をつつく悪戯っぽさも見せている。
そしてそんな唐沢の抱く美しい女体への執着の念は、すでに完全にモノにしてしまった小娘のジュリーなどでなく、美しい人妻・信子の方に大きく傾いていく。



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◆目次

華麗なる肉のキャンバスとは
概要
あらすじ
登場人物
 ジュリー
 二宮次郎(にのみや じろう)
 唐沢(からさわ)
 信子(のぶこ)
 その他

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