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ピンクサロン(和製英語: pink salon)とは、女性店員がフェラチオを主とした性的なサービスで接客する風俗店。ソフトドリンクやアルコール飲料も提供される。略してピンサロ、サロンと呼ばれ、同義語にピンキャバがある。また、乳房に特化した「おっパブ」(おっぱいパブ)などもある。全国で見ると主に東京の五反田、赤羽、池袋、新宿、錦糸町に集中して営業している。
発祥は1960年とされている。「ピンクキャバレー」や「ネグリジェサロン」などと呼ばれるおさわり専門の業態に、口での“抜き”(フェラチオ)サービスを取り入れて現在の形が完成した。有名店としては赤羽のキューティーン、池袋のバチェラーガールズが知られている。
多くはJR、私鉄の駅周辺の繁華街に立地している。入口付近にネオンサイン等の店名入りの看板(料金だけが書かれたものもある)が置かれ、キャバクラなどと同様に店員やフリーのキャッチが客引を行う店舗もある。雑居ビルの一テナントとして入居していることが多い。
個室が設けられていないため、ある程度の間仕切りを伴ったブースでサービスが行われる。
出勤している女性の写真が源氏名に番号付きで貼られており(地域、店舗によっては写真の掲示はない)、好みの女性がいる場合はここで指名する(別途料金が発生)。指名をしない「フリー」での入場も可能である。但し、この場合指名料が入らないため、フリーの客に対して“地雷”と呼ばれる女性を付ける店もあるが、新規客層の獲得をするためにフリーの客でも人気嬢を付ける店もある。入店時に爪の伸び具合をチェックされ、客の手の消毒用に消毒液を備えている店舗もある。
店内は暗く、音楽が大音量で流されている。曲は派手でアップテンポな曲が多い。これは、個室でのサービスではないため他の客の会話や脱衣に配慮されたものである。
シートは横長のベンチシートが一般的だが、靴を脱いであぐらをかいたり横になったりできるフラットシートの店舗もある。席に着くとすぐに飲み物が提供される。一般的には飲み物は無料であるが、アルコール飲料のみ有料とする店舗もある。
深夜営業の届け出をしている店舗は多くなく、営業時間は夕方16時頃から深夜1時位の店舗が多いが、早朝(7時前後)や正午前後から営業する店も存在する。料金は5000円 - 8000円程度で、時間帯によって料金がスライドして高くなっていく。ピンクサロンが集中する地域では2000円程度からの格安店も存在する(※朝またはイベント限定)。なお、主要都市以外の地方では1万円前後するところもある。サービス時間は30分 - 45分辺りが主流で、店によっては割増し或いは延長料金によって60分 - 120分までのコースを選択できる。
通常、店内はブースごとに席が分かれており、原則女性従業員がマンツーマンで接客する。店によっては時間中に複数の女性従業員が入れ替わりサービスを行う「花びら回転」というシステムも存在する。花びら3回転の店の場合、3回射精できるため、射精1回当たりの料金は他の風俗と比べて格段に安い。
キスを中心とした軽いスキンシップの後、お絞りやウェットティッシュで客の陰部が清拭され、手コキまたはフェラチオを基本として、クンニリングス、シックスナインサービスを行なう女性でも、ヘルプに入った場合やハッスルの客には行なわない場合もある。サービス中、コンドームを着用する店・しない店、また女性従業員が服を脱ぐ店・脱がない店など、地域や店舗によって、または女性によってサービス内容が異なる。
フェラチオの後、口内に射精(口内発射)させるサービスが一般的である。サービス時間が終了すると、最後に付いた女性の見送りを受けて退店する。
個室で素股や本番行為などが行われ客との性器の接触が多いヘルスのほうが性感染症にかかる確率が高くなる。しかし、口でサービスするオーラルセックスでも感染する可能性があるので、定期的な性病検査をしっかり受けている優良店でサービスを受けたほうが安心できる。
プレイ前はイソジンや次亜塩素酸水などを使用している。イソジンは細菌、真菌、ウイルスなど広範囲の微生物に対し、迅速な殺菌・消毒効果を発揮する殺菌消毒薬である。のどの洗浄(うがい)をすることにより多くの細菌から感染予防に効果的として、フェラチオサービスを主とするピンクサロンでは必需品となっている。客の射精後に女性が離席し、イソジンでのうがいが義務づけられている店舗が多い。
予防には感染源に接触しないコンドームを利用することが最適なので、サービス前の衛生器具の使用が推奨される。
クラミジア感染症は国内で最も多い性病の一つ。症状としては性器のかゆみや匂いがキツくなったり、小便に膿が混じる。8割の女性、5割の男性が自覚症状がない。そのため知らず知らずに恋人などにも感染経路を広げてしまう危険性を内在する厄介な性病である。放置すると菌が奥へ感染拡大してしまうため、子宮内膜炎の罹患もあり得る。クラミジアは偏性細胞内寄生体という宿主に依存することでしか生きていけないウイルスであるため、粘膜同士の接触(素股)以外では感染することはない。
オーラルセックスやフェラチオの粘膜接触で感染する性病。感染すると性器の膿や激痛、喉の場合は腫れや発熱などを伴う。放置していると男性は無精子症、女性は不妊症に陥るケースもあり、とくに女性は自覚症状がないために発見が遅れるケースがある。この性病はクラミジアと併発するケースが2,3割と多く、また感染率も30%と高いので定期的な検査が必要である。クラミジア・淋病ともにジスロマック・ジェネリックなどの抗生物質を服用することで一週間程度で完治する。ただ完治前に症状が治まったと思いこんで放置してしまうと耐性菌が増殖してしまう場合があるので、治まったあとも一週間程度服用する必要がある。
欧米ではピンクサロンだけを主としたサービスは存在せず、日本特有。性行為の一環にフェラチオ行為が行われることがある。様々な病原菌対策としてコンドームは絶対に付けることが常識となっている。