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オナペット(独"Onanie"+英"pet"を足した和製英語)とは、自慰を行う際に思い浮かべる人や、性的興奮を高めるために利用する素材に登場するもののうち、特に複数回にわたって愛用するものや人などをいう。
女性の水着姿や裸体などを掲載した雑誌でいうと、雑誌全体でなくその中のいつも好んで使うものを指す。現代社会では、愛着を持った異性を指していう場合や、心に寄り添うパートナー(ペットのような存在)を指す場合もある。
自慰を行う際、性的興奮を高めるために何らかの補助素材を利用することがある。この補助素材としては、グラビアページやサービスカット、アダルト雑誌・アダルトビデオ・官能小説・アダルトゲーム・尻などの各種媒体が利用され、性的興奮を高めやすいものは「実用的」と形容される。ただし、自慰を行うにはこれらの存在が必須の要素ではなく、性的対象の裸体や性的行為などの空想だけで行うこともある。
これら各種メディア、空想などを総称して俗に「オカズ」「ズリネタ」などというが、このうち特に複数回にわたって好んで愛用する(自分が性交していると想像する)特定の人物をオナペットという。中には壇蜜のように、オナペットにされることを意識してグラビアアイドルになった者もおり、そのような者は「オナニー」と「アイドル」を合成したオナドルなる用語で呼ばれることもある。
オナペットという言葉は1969年の映画『いそぎんちゃく』をはじめ、数々の映画に主演した渥美マリによって広まり、1970年代には、すでに明るい印象をもって堂々と使われていた。
オナペットは各種メディア、空想などで性的対象が人物であるものを指すが、性的対象が人物ではなく、身体の一部分、服装や服装の一部分、あるいは人間が身に付ける物品に向かうものはフェチと呼び区別される。
例えば、女性下着の匂いを嗅ぎながら、その下着を着用していた特定の女性のヌードや特定の女性との性行為を想像してオナニーを反復するのであればその人物はオナペットといえるが、女性下着そのものに興味が向かって特定の人物を想定しないものはフェチである。