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ここでは、ヒトの女性における性的興奮(せいてきこうふん)について記述する。性的興奮は性的欲求に基づいて起こる、生殖活動に向けた興奮状態である。
女性の性的欲求は思春期を境に強まり始め、それに伴い性的興奮の回数も増加する。日本性教育協会第4回青少年の性行動調査によると、女性は19歳、また男性は14歳で性的興奮の経験が50%を越えるとされている。
見た目、音、声、匂い、皮膚感覚などの様々な要因が挙げられる。また、その他にも各々が持つフェティシズム(性的嗜好)も含まれるため、一概に説明することは難しい。典型的な例として挙げられるのは以下である。
性的対象の露出の多い衣装を着用した状態や半裸、裸の状態、筋肉的魅力、もしくは直ぐに性行為へと踏み出せるほど裸に近い状態等に興奮を覚える場合が多い。
液体の流れる音、絡み合う音、吐息の音などに代表される性行為を連想させる音に興奮を覚えることが多い。
男性、もしくは性的対象の声に反応する場合が多い。性行為を彷彿とさせる声などが挙げられる。
発汗に由来する男性が発する特有の匂いに反応する場合が多い。また、男性器周辺から発せられる特有の匂いに興奮を覚えることが多い。
くすぐる、撫でる、つねる、触れるなどの一般的なボディタッチが興奮を呼び起こす場合がある。またマゾヒズム気質を持つ人は肉体的苦痛(痛み)に起因する羞恥心や屈辱感から性的興奮を得ることもある。また当然性感帯への接触、刺激においても性的快感に伴う性的興奮は得られる。
性的に興奮した人には様々な変化がもたらされる。
内分泌系の活動が活発になることで、体内が発情した状態となる。それに伴って脈拍の増加や体温の上昇が顕著になる。
生殖活動の欲求が高まることで(後述)、男性との性行為に向けた準備が進められる。
性的興奮が起こると生殖器内の分泌物の増大が強まる。受精に対する受け入れ、受胎能力の向上と同時に性的興奮や性的快感の増大などの効果が現れる。
生殖器内で分泌される分泌物として、膣壁から分泌される膣分泌液が多く見られ、膣内から外界へ漏れ出ることで下り物と呼ばれる凝固した粘液となる。
また、男性同様、身体の一部の勃起が見られる。女性の勃起部分としては陰核(クリトリス)、乳首が挙げられ、勃起した箇所は血流が増加し脈動することで、平常時に比べ性的に敏感になる。
男女共通して性的に興奮している状態では、性欲に忠実な行動がしやすくなる。生殖活動への欲求が高まる。すなわち、求愛行動心的の増大や、生殖行動への欲求の増加がみられる。これを治める方法として多くの場合はオナニーを行う場合が多い。精神が不安定な場合やそれに興奮を覚える人は感じてしばらくして行うことが多いため行う場所は家でないこともある。